ノーコードサイトとCMSサイトの違い

誰でも無料で使えるノーコードと独自CMSの違い

 

「無料でホームページやネットショップを誰でも簡単に作れる」という事を聞くと怪しい、何か裏があるといった気になる経営者の方もいるかもしれませんが、無料で誰でも簡単に知識も無しでホームページ、ネットショップが作れるノーコードWEBが存在しています。ノーコードWEB、ノーコードECについてはデメリットもありますが、メリットもあるので知識として知っておく事でビジネスに役立つ可能性もあるのでここで解説します。

 

ノーコードってなに?本当にノーコードで動いている?

 

No Code (ノーコード)はWEBなどのITの世界ではプログラムというようなニュアンスで使います。コードを書く、コードを組むといった言い方をします。実際のところはノーコードと表現している無料のホームページでも、無料のネットショップでもプログラムで書かれているものなので実際にはノーコードではありません。単に、利用者がコードを知らなくてもホームページを簡単に作れますという意味で間違いではないでしょう。そもそもインターネットを介して、ホームページやネットショップをスマホやパソコンのブラウザで表示するには、必ずプログラムコードが稼働しているので、コードは存在しています。「プログラム知識不要」というニュアンスというイメージで良いでしょう。同じ意味ならCMS(Wordpressなど)もノーコード(知識無し)で制作可能なので似たものになります。ノーコードと言われるものは設定も不要に近いので「感覚で構築できる」意味ではノーコードという言葉は分かりやすいですね。

 

感覚でホームページが制作できる仕組みとメリット

 

例えばW社の場合、決まったデザインの雛形の中から1つを選択して内部を並べ替えたり、テキスト部分を変更して制作します。そのため感覚のままに文章を書くように制作できます。さらに無料でできることもあるので「お金がかからない」「自分でホームページ、ネットショップを作れる」のが希望なら最高のサービスといえます。誰にも頼らず、自分の手で制作できるのは非常に嬉しいでしょう。これが最大のメリットです。

 

ノーコードと一般ホームページの比較例

WordPress ノーコード
料金 数千円~数十万円 無料~安価
サーバー速度 高速 遅い事が多い
カスタマイズ 無限 制約がある
デザイン 無制限 テンプレ範囲
Google評価 高く出来る 難しい
バックアップ 無制限に可能 無しが多い
サーバー移転 いつでも可能 できない
他サービス移行 しやすい できない
継続性 永遠に可能 サービス提供者次第
機能追加・開発 無制限 制限あり
HTML/CSS知識 基本不要 不要

 

ノーコードでホームページ、ノーコードでネットショップを制作して公開するメリットは無料で始められる点が最も大きな点です。多くノーコードサービスでは無料で出来る事は少なく、有料オプションを支払えばできる事が増えます。この時の料金設定も高くても千円前後ということもあるので、お金がかからないという事は間違いなくメリットです。

 

事業用として、法人用として使用する場合には要注意

 

比較表でのWordpressでのホームページ、ネットショップ比較で特にノーコードとの差が出るのがサーバー速度です。CMSはレンタルサーバー、独自サーバー等サーバーを専用に用意するため超高速表示が可能です。対してノーコードのホームページ、ネットショップでは海外にあるサーバー、多くのユーザーが同時に使う、無料という事もあってサーバー速度に関して対策ができません。

 

サーバー速度はスマホやパソコンで表示するときのサクサク感に直結します。何秒も表示するのに時間がかかるホームページに出会ったことはないでしょうか?イライラしてしまいますね。多くのユーザーは不快感を感じ、ページを閉じてしまいます。またGoogleのSEOに関する公表によるとホームページの表示速度が遅いのはペナルティになる可能性があると示唆していますので重要な点と言えます。

 

特に会社用、お店用、サービスを周知しょうとしてホームページを制作するときに注意しなければならないのは速度だけではありません。事業用なので絶対的に必要なのがデータのバックアップです。こうした点もノーコードは重視していないことが多いです。さらにサーバー会社の移転もできません。デザイン面でも制約があります。せっかくビジネスが軌道にのってきた頃に、ノーコード提供会社がサービスを終了してしまうかもしれません。こうしたデメリットがあるので気を付けないといけません。

 

ノーコードは無料で使えて全くの知識なしでホームページができる

ノーコードは無料で使えて全くの知識なしでホームページができる

ホームページ、ネットショップを無料で知識なしで公開できるのがノーコードの最大の魅力です。無料なので利用者も多いですが、その反面作りっぱなしのままで放置しているというケースも多く見られます。個人用、趣味用ならノーコードはメリットが大きいですが、ビジネスで使用するなら将来性、拡張性があるCMS(Wordpress)を使ったものが有利と言えます。特にドメイン移行、データ移行、機能追加やサーバー速度等を後で改善しようとしても、ノーコードで制作したデータがWordpressやHTML/CSSホームページやECショップに容易に移行できないというケースも多くあります。早い段階から先を見据えておくほうが結果的に労力、経費を無駄に使わずに済みます。

 

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